地上置きタイプ
日当たりのよい地上にスペースがあれば、地上置きタイプがおすすめです。屋根上に上る必要がないので、ご自分で簡単にDIYで設置できます。
メリット
・ご自身でも設置が簡単
・メンテナンス、点検も簡単
デメリット
・場所を取る
・日当たりが必要
経済産業省の調査によると、一般家庭でのエネルギー使用率の割合としては「給湯が3割を占めている」そうです。電気料金の値上がりや、温室効果ガスの増加という問題点があるなかで今、注目されているのが、太陽光、風力、水力などの自然由来の再生可能なエネルギーです。2020年には「省エネ基準」が新築住宅で義務化となり、家庭におけるエネルギーの自産自消はさらに広がっていきます。
太陽熱温水器は、簡単に、低コストで、すぐに利用することが可能です。
変換効率とは、太陽エネルギーをどのぐらいの割合で別のエネルギーに変換出来るかということなのですが、太陽光発電システムの変換効率は、10~20%弱程度です。つまり、降り注ぐ太陽のエネルギーが100%とすると、ソーラーパネルで電気に変換して利用できるエネルギーは10~20%弱ということです。逆にいえば、太陽光発電では、太陽エネルギーの80%以上は電気に変換されず、活用されません。
これでも非常に効率よく変換をしているのですが、これに対し太陽熱温水器の変換効率は40~60%程度を熱エネルギーにかえて利用できるといわれています。
また導入価格でみても、相場的によると太陽光発電システムの導入コストが約200万円(3kW)に対して太陽熱温水器は約25万円(4㎥・200L)と比較的低コストでの導入が可能となっているのです。
太陽光熱温水器 | 太陽熱ソーラー システム | 太陽光発電 | |
---|---|---|---|
エネルギー変換効率 | 40~60% | 10~20% | |
導入コスト | 約25万円 (4㎥、200L) | 約80万円 (6㎥、300L) | 約200万円 (3kW) |
たくさんある太陽熱温水器の中で、わくわくそーらーは、超高性能で低価格、ご自分でも簡単に取付が可能です。
さらに、ステンレス製の太陽熱温水器は、シンプルな構造で耐久年数も長く、10年~20年ほどご利用いただけます。
日当たりやご自宅の設置可能場所などにより庭などの「地上置きタイプ」と「屋根置きタイプ」2種類からお選びいただくことができます。太陽光が長時間あたる場所を選んで下さい。
日当たりのよい地上にスペースがあれば、地上置きタイプがおすすめです。屋根上に上る必要がないので、ご自分で簡単にDIYで設置できます。
・ご自身でも設置が簡単
・メンテナンス、点検も簡単
・場所を取る
・日当たりが必要
地上にスペースがない場合は、屋根上に置くタイプがおすすめです。
・スペースを考える必要がない
・日当たりが比較的良好
・自分で設置する場合は、高所作業にご注意ください。
太陽熱温水器には、重力の力で給水できる「自然落下式(落下給水式)」と水道と同じ水圧で使用できる「水道直圧式(水道圧給水式)」があります。
電気の力などに頼らず、重力によって給水できる「自然落下式(落下給水式)」は低コストで設置可能です。
・低価格な商品が多い
・水圧が弱い
・給湯器と接続できない
水道と同じ水圧で利用できる給水方式です。
・水道と同じ水圧で使用できる。
・給湯器と接続することができるのでキッチンなどに活用することもできて、利用範囲が広くなる。
・落下式よりも若干価格が高額になる場合が多い。
太陽熱のみで自然にお湯を作る太陽熱温水器を「自然循環式(自然循環型)」と、熱交換によってお湯を作る「強制循環式(強制循環型)」というタイプがあります。
太陽熱を集める集熱器と貯湯タンクが一体になっていて、集熱器部分で作られたお湯が自然と貯湯タンクの上へ集まるという仕組み。温かいお湯と冷たい水では、冷たい水が下にいくという自然の原理を活用しています。
・無動力なので低コスト
・寒冷地では水が凍結し、トラブルの原因になる。
ポンプを使って不凍液などを強制的に循環させます。循環した不凍液などは蓄熱槽へ移動して、そこで水と熱交換を行います。これを繰り返してお湯を作るという仕組み。
・不凍液を使用するので、寒冷地でも利用可能。
・自然循環型よりもかなり高額になる。
・不凍液を動かすポンプの知識や技術が必要。
太陽熱温水器には大きな違いとして、「平板式(平板型・パネル型)」と「真空管式(ヒートパイプ式)」の2種類があります。
古くからあるタイプで、主に黒い板状の集熱器で熱を集めて、その熱を水に吸収させることでお湯にするという仕組み。
・低コスト
・熱が逃げやすく冷めやすい。
真空になっている二層ガラス管内のヒートパイプに熱を集めて、貯湯タンクの水や、不凍液を温めてお湯を作ります。
・外気の影響を受けないため熱が冷めにくく、翌日でも利用が可能!
・高温のお湯を作ることができる。
・平板式より高額になる場合が多い。
貯湯槽タンクと集熱部が一体化したものと、分離したタイプのものとの違いです。
集熱部分と貯湯槽部分が一体化している。
・コストが比較的安価
・地上に貯湯槽タンクを設置する必要がない。
・設置が簡単。
・設置できる屋根に制限がある。(屋根の補強が必要な場合もある)
集熱部分と貯湯槽部分が分離している。
・集熱部分と貯湯槽部が分かれているので、屋根への負担が軽い。
・プランの自由度が高い
・設置コストが高くなる。
・メンテナンスに知識、技術が必要。